「懐かしくて、新しい」への挑戦。~利賀ゼミ 手業プロジェクト

今回は利賀ゼミの社会人メンバーのマイプロジェクトである

手業(てわざ)プロジェクトについてご紹介します!

 

手業プロジェクトとは?

手業(てわざ)、それは村に古くから伝わる生活の知恵。

かつて生活のために必要だったものは、全部自分たちでつくっていました。

 

お金で買えてしまう時代になった今、それらはあまり使われなくなってしまいました。

 

けれど、それは手業そのものの価値が失われたと言うことなのでしょうか?

 

私たちは「懐かしくて、新しい」をテーマに

村の方と一緒にそこに新たな価値を見出していくことを目指しています。

これまでの活動履歴

■2012年春 手業プロジェクト始動

 ・2012,13年夏 @上畠アート展「てごワークショップ」開催

 ・2013年冬 @そば祭り「わらじワークショップ」開催

 

■2013年秋 葦(よし)プロジェクト始動

 「ひんめりワークショップ」開催

 ・2014年1月 @まち、むらvol.10(銀座)

   ・2014年5月 @まち、むらvol.12(銀座)

プロジェクトの魅力は大きく3つ。

・利賀にもともとある手業や素材を資源と捉え、そこから新たな価値を生み出すこと

・手業を伝承している先生達(村のおばあちゃん)が、

 一緒にプロジェクトを進めて行く中でとってもイキイキしていること

・気づいたらそんなおばあちゃん達に触発されて、自分たちも新しいチャレンジをしていること

 

葦プロジェクト始動!

北陸の富山県利賀村の「葦(ヨシ)」でつくる北欧の伝統装飾「ヒンメリ」

秋におばあちゃん達と刈った葦(ヨシ)を使って、

北欧に昔から伝わる装飾「ヒンメリ」をつくってみました!

 

※ヒンメリは、北欧の田舎町で生まれた麦わらを使った伝統装飾。

語源は「天」を意味し、収穫祭や太陽神の誕生祭の際に飾ったのが始まり。

都会のマンションにも、雪の古民家の縁側にもとても合いそうです。

 

利賀村のような山村の資源を活かした新しい産物づくりに向けての、ちょっとした挑戦です。

 

北欧で用いられている麦ではなく、丈夫な葦を使うことによって

初心者でも簡単に作業をすることができました!

 

自分で試行錯誤してみたり、

ヒンメリ工房の先生や手先の器用なメンバーにフォローされながら、

 

みんなでわちゃわちゃして...

 

完成!!

2014年ヒンメリブームが訪れるかもしれない

そして夏に向け、新プロジェクト始動!

手業アートプロジェクト(New!!)

 

 8/9(土)~11(月)に利賀村で開催予定の上畠アートに向け

「村とアート」をテーマに活動します。

 

《上畠アートまでの動き》2014年7月

 

・ヒンメリワークショップ @護国寺

これまで2回都内でヒンメリをつくるイベントを開催しましたが、

今回は上畠アートとコラボしたヒンメリを作成しました!

 

上畠アートでは来場者向けにヒンメリワークショップを行うのと合わせて、ヒンメリを用いたアート作品にも挑戦する予定です。

・よしずワークショップ @利賀村

上畠アートに向けて地区の草刈に参加するために利賀村を訪れました。

その際に、南砺市地域おこし協力隊のメンバーにサポートしてもらい、村でおばあちゃん達によしずの編み方を教えてもらいました!

 

上畠アートでもおばあちゃんを先生にお招きし、来場者向けによしず編みワークショップを行う予定です。

 

ダイナミックなんとの方が取材に来てくれました!

当日の様子はこちらから→利賀よしず編みMovie

プロジェクトの今後に乞うご期待あれ!!

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