2012.09.03~05 合宿2日目

合宿記事二日目!

 

【豆谷地区:五十幡】

2日目に私達は北豆谷地区に伺いました!

午前中は「民宿堀田」さんでそば打ち体験をさせて頂きました!自分達で伸ばしてそば切りまでしたんですが、麺の太いこと太いこと。でも、美味しく頂きました。

午後は民謡の体験、農業見学をしました。

利賀村の祭りで演奏されている民謡を少し教えて頂いたんですが、動きが複雑で難しかったです。

夜は北豆谷地区の方々と大バーベキュー大会!利賀村で取れた野菜やクマの肉も頂き、バーベキュー大会はとても盛り上がりました!

また、食べるだけでなく村の方々とお酒を飲みながらお話をするのも、村を訪れる醍醐味でもあります。沢山のお話ができ楽しかったです!

素敵な1日を過ごすことができ、北豆谷班は大満足でした!

 

 

【坂上地区:平澤】

私たちの班は、民宿いなくぼさんの土地をお借りし、去年に引き続き農作業体験をしました。

まずは長靴を履き、軍手をして、草刈りをしました。メンバーの大半は草刈り機を使うのは初めてであり、最初はぎこちなく草を刈っていたものの、時間が経つにつれだんだんと慣れて、最後にはスムーズに草を刈っていました。

草を刈ってからは、耕耘機で畑を耕し、畝を作り、力を合わせて赤カブの種を植えることが出来ました。

牛島ゼミ利賀農場の看板を立て、完成!収穫が楽しみです!

 

【上畠地区:中嶋】

私たち二班は、合宿で中谷さん・上野さんに習い開墾を体験させていただき、中谷さんのご自宅に民泊させていただきました。

 

開墾の際には、遠方から上野さんもお越し頂き、農作業のイロハを教えていただきました。私たちは畝作りから取りかかったのですが、都会在住素人育ちの私たちが作る畝は中々まっすぐにはならず、最終的にかなりうねうねしたものに仕上がりました。同時に、農作業はとても根気のいる力仕事であり、高齢者にとって結構な肉体労働であることも身を以て時間しました。

畝を2つ作った後は、一つにはビニールシートを被せ、その上で白菜・ネギ・赤かぶ等の野菜の種を蒔きました。全部の工程が終了した後は、私たちがこの区画の種まきまでしたのだという実感がひしひしと感じられ、大きな達成感がありました。

夜は、中谷さんに美味しい利賀村の料理を振る舞ってもらいながら、利賀村とネパールがどのように親交を持つに至ったのかのビデオを見せてもらったり、中谷さんの地域活性化への今までの取り組み、地域に対する思い、中谷さんの瀕死体験?等貴重なお話をいくつも聞かせていただきました。利賀村のことを一段と知れた。とても充実した1日を過ごさせていただきました。

【上百瀬地区:秋鹿】

合宿2日目の5班の班長(上百瀬地区担当)、12期の秋鹿佳恭です。

初めに2日目の活動全体を簡単に書くと、

午前中は6班と合同でイワナの養殖見学、イワナ釣り(つかみ)体験、そば打ち体験、昼食のお手伝い、午後は上百瀬地区のおばあちゃんとのお茶会、夜は民泊先でのバーベキューでした。

午前中の活動については、6班の班長よっぺーさんが詳しく書いているので、ここでは体験を通しての感想を書こうと思います。

 

まず、私が一番印象深かったのは、自分で釣ったイワナを自分で調理したことです。今まで体験したことがなかったわけではありませんが、生きている魚の腸を出し、水で血などを洗い流し、塩焼きにするために竹串を刺す体験をしました。調理済みの魚を地元でも都会でも見慣れてきたせいか、初め自分がどのような作業をしたらいいか一瞬分からなくなりました。切り身の魚から料理をする過程はすぐに思い浮かべられるのに、生きた魚を調理できる形にするまでを思い出すには少し時間がかかるという、日々自分が食のありがたさをほとんど考えず消費していることを痛感しました。利賀に来て、山菜など野生の植物を採って調理することもしましたが、やはり魚など動きがある生き物の方が「食のありがたさ」をより強烈に実感できると感じました。

午後のおばあちゃん方とのお茶会では、体験に基づいた昔話についてお聞きしました。様々な話題が出てきましたが、その中でも印象的だったのは、台風の被害が大きかったときのことなどを鮮明に覚えているということです。他の地域に比べて利賀村は台風などの災害が少ないせいなのか、本当に昔の堤防が決壊しそうになったときの話などとても詳しく語って下さいました。その他にも区画整理の話や出稼ぎの話など自分が今まで聞いたこともない話がたくさん出てきました。日本の国内でも住む地域が異なるとこれだけ違う文化があるのかと改めて驚きました。

夜のバーベキューでは食べきれないほどの料理とお酒を振る舞っていただき、一日民泊先の子供になった気分でした。

これほどまでに気づきの多い一日を過ごすと、その後の日常がつまらなく見えてしまいがちです。しかし、日常と比べて初めて利賀(非日常)での経験を相対化できると考えます。今は利賀で得た経験を日常の生活の中で少しでも活かせないかと考えながら生活しています。この合宿が貴重なものであったかどうか、今後の自分の変化がその答えを出してくれると信じています。

5班の合宿2日目に関しては以上です。お読みくださった方々どうもありがとうございました。

 

【百瀬地区:小野】

百瀬班合宿2日目のプログラムは、

①上百瀬班と合同のイワナ釣り体験

②城岸さんのお宅での民泊体験

をさせていただきました。

 

イワナ釣り体験では「民宿おかもと」さんにご協力を頂いて、養殖工程見学・イワナ釣り・昼食作りを行いました。

イワナは利賀の物産展に出せば一二を争う人気商品で、利賀村を代表するもののひとつ。

釣りや料理をして楽しみながら、利賀の文化や魅力に触れることができました。

夕方からは百瀬地区の城岸さんのお宅にお邪魔させていただき、民泊体験。

ご主人の栄さん、お母さん、奥さん、そして4人の子供たちが本当に温かく迎え入れてくれました。

 

ご家族と一緒に畑作業や料理のお手伝い、そして夕飯のBBQなどをすることで、利賀の日常生活に触れることができたように思います。また、作業をしているときや、ご飯を食べているときなどふとしたときのふとした会話ではっとすること、驚かされることもありました。

 

「話を聞くだけ」、「様子を見にいくだけ」では分からないことがある。実際に村の中に入って、一緒に作業をする、話してみる、そこに住む方と距離を縮めて初めて得られる気づきがある。

そのことが分かったことが、今回の2日目プログラムの最大の収穫でした。

 

阿別当:小國】

阿別当班についてです(^^)

朝から15時くらいまでは、坂上班と合同で牛島農業の開墾をしました!

雑草が生い茂る土地からの「ガチ開墾」です()

初めての経験であり、戸惑っていたゼミ員たちも

農業のプロの方(利賀村にはたくさんいらっしゃるのです)のご指導を受けながら、進めていくうちに次第に手つきも慣れてきました!

そうして、半日かけてようやく赤カブ農場の完成\(^^)



 

自分たちで0から作り切ったという達成感は計り知れない物でした!

そして、こう言った作業を日常的に行われている農業に携わる方々の偉大さを痛感しました!

いつも当たり前に食べている野菜もこんな苦労があってこそ、スーパーに並んでいるんですね…(:_;)東京にいては消費者目線でしか考える事しか無かったとも、利賀村に来ると生産者目線を肌で学ぶ事が出来、毎回新たな発見があります(^-^)

11月に収穫があるので、また皆で牛島農場を訪れたいと思います(^o^)

 

その後、阿別当班は地元のおばあちゃん方とのお茶会をしました☆

昔と今の利賀村の違いという視点でたくさんの面白いお話を聞かせて頂きました。

一番印象に残ったのは

「今の生活には何も不自由していないから、周りの人たちが心配するほど困ってはいないんだよ。」というお話でした。

「限界集落」と聞くと、どうしても暗いイメージを持ってしまいがちで、実際に訪れると「助けてあげなくちゃ!」という使命感の様な感情を抱いてしまいそうになります。

しかし、こうして現場の声に良く耳を傾けると、様々な人の考えや価値観が浮き上がってきます。こうした声を聴き、考える事を繰り返す事が大切だと感じました。

 

普段同世代と主に話すことしかない私達、おばあちゃん方、双方にとって刺激になる楽しく有意義な時間でした (^^)

 

夜は阿別当のお父さん方と、お酒を飲みながら今後の利賀村について語り合いました(*^^)

初めてお会いしたにも関わらず、子供の様に接してくださり利賀村に親戚が出来たような温かい気持ちになりました(*^_^*)民泊もさせていただき、班員一同阿別当が大好きになった1日でした\(^o^)

 

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